起業計画 | 渋谷ではたらく社長の告白

起業計画

就職して1年目、藤田はトップ営業マンとして順調に仕事をこなしていた。
そんな中、もちあがった起業計画。
会社を辞め、恩人である元上司を社長にして起業するという藤田に対して、社長みずからが引き止めたのだった。

<本文より>--------------------------------------------
「『経験のある渡辺君とやるのを辞めて、新会社の社長は藤田がやること。そしてその会社に50%インテリジェンスから出資してイコールパートナーにすること』
 今まで誰に何を言われてもびくともしなかった私の決意がいきなり揺らぎました。
 梃子でも動かない強い決意。自分の意思の強さには自信がありました。
『……ぼくが……社長、ですか?』」
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 恩人と親友を巻き込んだ起業計画のさなか「社長にならないか」という突然の誘い。

 起業を誓い合った仲間との友情をとるか、

 それを裏切ってまでも自分の夢を貫くか、

 あなたならどうしますか?